予防治療とは?
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予防治療とは?
予防治療とは、虫歯などになってから治療するのではなく、なる前の予防を大切にすることです。
定期的に歯科検診を受け、歯科医院などで行う「プロのケア」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」で「予防治療」を実践し、歯とお口の健康を守りましょう。
生涯を通じて健康な歯でいるために
大切な生まれ持った自然な歯を維持するため、当院では歯科医や歯科衛生士と一緒に歯とお口の健康づくりを実践しています。
予防治療の基本は、歯が生えはじめた時から始まっています。
正しい知識を身につけ、生涯を通じて歯をトラブルから守り、管理する「予防治療」が重要なのです。
ここ日本でも2012年に厚生労働省から「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」が報告されるなど、「予防治療」を推奨する動きが高まっています。
一生、健康な歯とお口でいるために、予防治療をはじめましょう。
オーラルフレイル対策
オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルは、加齢とともにお口の機能が弱まってしまった状態のことです。
「フレイル」とは、高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を指します。
「健康と要介護の中間」ともいえるでしょう。
お口だけでなく、身体全体の健康を保つためには、オーラルフレイル対策が重要であると盛んに言われるようになりました。
具体的には、例えば、噛みにくくて食べられない食品が増えた、食事の時にむせたり食べこぼしたりしやすくなった、お口が乾きやすくなった、活舌が悪くなり喋りにくくなった…こんな状態がオーラルフレイルです。
放っておくと食欲が低下して身体が弱ったり、会話が億劫になって社会との繋がりが希薄になってしまったりすることがあります。
オーラルフレイルの進行を防ぎ、より健康な状態でいるためには、上記のような小さなサインを見逃さず、早めに適切な対応をすることが大切です。
虫歯や歯周病がある場合は、まずはそれらの治療を行いましょう。
その他、舌や頬を動かす体操「口腔体操」もオーラルフレイルの防止に有効です。
口腔体操のメリット
唇や頬、舌など、お口まわりを体操で動かしておくと、唾液がよく出るようになって動きが滑らかになります。
そうすると頬や舌の筋力が向上し、食べ物を噛んで飲み込む機能が向上します。
しっかり噛むことで消化が良くなり、栄養も吸収しやすくなります。
また、飲み込みがスムーズだとむせることが少なくなり、誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。
発音も明瞭になるので、表情も豊かになります。
お口の健康は、身体全体の健康と深く関わっているのです。
口腔体操に取り組んでみませんか?
「どんな体操をしたら良いかわからない」「ひとりだと長続きしない」など、お困りの方もいらっしゃると思います。
当院では口腔体操のアドバイスも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
歯科医院は痛い治療ばかりではありません。
お口の中に不具合がないか、お口の健康が保たれているかチェックしたり、スタッフと一緒に体操したりと、気軽に足を運んでいただき、より良いお口の状態をできる限り長く維持していただくことで健康長寿に繋がっていくことをサポートしていきたいと考えています。